この冬は会津へと行ってきました。
目的はズバリ、磐越西線と只見線に乗る。それだけです。
出発は今回もいつも通り、夜行でスタートです。ムーンライトえちごはこれで2回目でしょうか?しかし、今回はあまり快適とは言えませんでした… 車内温度調整を車掌さんがあまり気にしていなかったらしく、外は5℃にもかかわらず、車内は30℃を越していました。あまりの暖房の効きように、車内では酸欠寸前に… このような状態では一睡もできるはずがなく… またまた徹夜になってしまいました。
新潟到着後、明日乗ることになるSLばんえつ物語号を見学しに行きます。
職員の魂はいつの時代も生きているように思えます。それは昭和、平成を問わず…
そして、もう一つのレア物も見ることができました。それは…
急行きたぐにです。この列車に使われているこの車両(583系)は、実は座席にも寝台にもなるというすごい仕掛けのあるものなのです。高度経済成長期の象徴とも言えるものです。定期列車ではもうここでしか走っていません。末端区間は快速になるので無料で乗ることができます。
初日はまず、只見線乗車へと向かいます。天気は生憎の予報です。とりあえず動いてくれ、そう祈りつつ来た道を引き返します。しかし、さっそくアクシデントが起こります。信越本線が架線トラブルで運転見合わせ。ここで振替輸送となりますが、首都圏のように私鉄に依頼というわけにもいきません。実は…
新幹線へと振替になりました。ただし、僕たちの切符は割引切符で乗れないので、長岡までの400円は自費です。このトラブルのおかげで、むしろ旅は快適なものになりました。
それではいざ只見線です。大雨でしたが、とりあえず動くことになりました。
この本数の少なさ。これが鉄道ファンを引き付ける魅力の一つなのかもしれません。
こんなに本数が少ないうえに、新潟県小出~福島県会津若松まで、距離は130キロほどなのですが、ざっと4時間かかります。
最大の魅力の景色は悪天候もあってあまり堪能できませんでした。窓越しで申し訳ございません。
あまりの悪天候に翌日も不安たっぷりです。明日乗ることになる磐越西線に乗って新潟へと戻りました。